これ、10年前の私です (*^^*)
2008年3月。橋下知事就任時の最初の朝礼で、サービス残業に抗議した女性職員として、テレビで話題になりました。
この日のことを振り返ります。
(当時に載ったスポーツ新聞とか週刊誌も全部取ってたので、下のほうで放出。)
私は、当時、橋下徹さんがテレビに弁護士として出て活躍していたときから、好きではありませんでした。
いじめ体質なところ、自分でも「スネ夫」と言っていたように、「下」を容赦なく叩くところが、すごく鼻についていたので、こんな人が行政の長になったら、いじめ社会が加速してしまうと思っていました。
なので橋下さんの知事就任が決まったときは、危機感をもちました。
その当時(2007~2008年ごろ)、世間で問題になっていたのは、非正規雇用の増加による経済格差でした。
篠原涼子さんが主演の「ハケンの品格」というドラマがヒットしていたりしました。
(「○○ですが、それが何か?」 流行りましたね)
あと、IKKOさんの「どんだけ~」も流行語大賞に選ばれていたころでした。
なつかしいですねー。
2008年というのは、使用者に都合の良い雇用のルールがどんどんしかれだしたころ。
労働組合はどんどん衰退。
そのしわ寄せとして、女性が、能力があったとしても、正社員にはなかなかつけない状況が、そのころに加速していました。
ドラマも、篠原涼子さん扮する、銀行をリストラされた有能な女性が、スーパー派遣社員として、男性社員や正社員とバトルしていく、といった物語でした。
ドラマのヒロインは、当時30歳過ぎ、いま40歳過ぎたくらいの世代。私もです。
その世代は、「就職氷河期世代」といわれますが、若いころに景気の底にいて、やや景気が回復したといわれたときにはもう40歳になっており、今なお、なりたくても正社員になれずに、「失われた世代(ロスト・ジェネレーション)」として大きな損失をこうむっています。
橋下さんは、2008年知事選出馬のとき、自民・公明の推薦で出られました。
おかしなものですね。
橋下さんは、自民党政権を批判するでもなく、逆に、その方々の支援を得ながら、公務員をひたすら叩いて、格差やリストラに苦しんでいる民間の労働者に、「公務員の特権を奪えば格差はなくなる」とばかりに宣伝したのです。
労働組合への嫌悪もすごかったですし、言っていることもデタラメばかりでした。
真実かどうかは重要ではない、ある目的への意志を感じました。
どうしてウソを平気で言えるのだろう、信用できない人だ、と思っていました。橋下さんのことは。
だって橋下さんは、すでに年収何億円で発言力もある「上」側のかた、エスタブリッシュメントじゃないですか。
なのにデマを言って、「下」側の味方ヅラをして、人の目から問題の本質をそらし、貧困を助長させて。
でも、橋下さんを持ち上げ続けるマスコミ。
そんな中で、2008年2月、橋下徹・大阪府知事が誕生。そして、あの日、3月13日、就任後の最初の朝礼があって、朝礼抗議騒動が起きたのでした。
橋下知事は、最初の朝礼を、「30歳以下の若手職員」を対象に選びました。
その前段には、「上司への不満があったら僕にメールして」というメールを全職員に送っていました。
私はちょうど30歳で、朝礼の対象でした。
私は大気汚染や廃棄物の規制をする部署にいて、その朝礼の日は、すでに、PCB廃棄物の検査に工場を回るという日程を組んでいた日でした。
なので上司に、「朝礼は欠席」と伝えてあったんです。
でも後日、上司から「立ち入り遅らせてでも、朝礼出席せよ」と言い直されました。
だったら、ちょっとは意見せなアカンなと心の中で思いつつ、
「承知しました」と上司には返事をしたのでした。
そして、3月13日の当日、朝礼の会場に行くと、ズラリとマスコミ全社のカメラが並ぶ...
このように...
ちょっと言い過ぎた。笑
この写真はドラフト会議の様子。
でもだいたいこのイメージで、この7割くらいは来てたと思います。
このころ、橋下徹さんは、「公務員は特権階級」「公務員というシロアリ」「ケツを蹴る」とかすごく言っていて、マスコミもそれを面白おかしく連日テレビで流していたので、
そのマスコミが勢ぞろいしているなかで、「シロアリ」の公務員が意見を言うとか、アウェー感パネーです。
(^^;
バッシングでどんなボコボコにされるんやろ。って思いましたよ。
あー、しかも作業服かぁ
(これは要らん女心。笑)
でも、意見を言えるときに言わなければ...と着席。
朝礼がはじまり、橋下徹知事 登場。
なまで見るのはじめてだなー。近視気味なのであまり見えない...
橋下知事、第一声、「府庁を変えるのは知事でも幹部でもなく第一線の職員であるみなさまがた」とか言っています。
あれ?方向性変えてきた?
しかし、それは一言目だけ。二言目から、さっそく橋下節サクレツ。
「本当は始業前に朝礼をしたかったが、超過勤務になると言われてできなかった」
「民間では始業前に準備や朝礼をするのが普通。そんなこと言ってくるなら、勤務時間中のたばこや私語も一切認めない、給料カット!」
と声を荒げました。
はぁーーーーっ!?
いま民間の労働者がサービス残業(=違法)でどんだけ苦しんでると思ってんだ!?
府庁だってサービス残業が横行してるっちゅうのに、そんなことも知らんのか!!
だいたい、「そんなこと言ってくるなら」もなにも、ここにいてるみんな、まだなにも言ってないだろうが!
(私の心の中)
そして、橋下知事が、「意見があるなら、言って!」
あーそんなら言ってやろーじゃねーか!
(私の心のなか)
(30歳くらいまで、瞬間湯沸かし器的な性格だった。)
私、起立。
大石「ちょっと待ってくださいよ!」
橋下知事「・・・!?」
大石「どんだけサービス残業やってると思ってるんですか!?」
※「どんだけ~」が2007年の流行語大賞
それで、橋下知事が言ったのは、
「サービス残業、してくれているのはありがたい」
これは違法なサービス残業を「ありがたい」と肯定するもので、問題発言、ではありますね。
ただ、橋下さんの性分からすると、いきなり立てついてきたクソ生意気なヒラ職員に心の中では、ひねりつぶしたろか!くらいは、きっと思ったであろうに、
そうは言わず、とっさに「サビ残」発言を肯定(違法だけど)してくるのは、今思うと大人の対応でしたね。
でも私は言いたいことがあったので、発言を続けました。
「今の府庁に問題はありますよ。でも、それは職場で職員が信頼関係をつくって、上も下もなく、府民のための仕事を本気で議論することでしか問題は解決しない。」
「あなたは若い職員に、『上司に不満があれば自分にメールを送って』、などときれいなことを言ったが、職場をバラバラにしている。」
「職員と府民を分断している。」
「あなたのやろうとしていることは逆ばかり。」
凍り付く周囲
(^^;
橋下知事は「ありがたい意見。どんどん言ってほしい。」としました。
(でも終わってから廊下を歩いていた橋下知事の表情は、鬼のように険しかった、という話を、通りがかった職員に聞きました。)
この絵を1コマで表してくれた翌日のサンケイスポーツの紙面はこちら。
「下剋上」。笑
↓これはスポーツ報知↓
やっぱ「下剋上」笑
なんやかんやで(略しすぎ?)、朝礼終わる。
私は、もともと予定していた立ち入り検査の仕事を遅らせて朝礼に出席したので、車に同乗する職員(30歳より上)を外で待たせていて、いそいそと退室・・・
しようと思いきや、先ほどのカメラの軍団に思いきり囲まれる。
それで、「サービス残業」発言のことで質問いっぱいされましたね~。
橋下知事へ意見した大半は、「職員と府民を分断しないで」という内容だったんですが、マスコミの関心はそこではなくてサービス残業の部分に集中。
サービス残業については、府庁では蔓延していましたし(今も)、私もしたことはありますが、そういう風潮に逆らうためにも、私個人としては、サービス残業を許さずに付けていく・後輩にも付けさせる、ということを意識的にやっていました。
なので、
「(サービス残業を)私はしてません」
とテンション低めに言いました。
私がしてるかどうかは本質ではないのに、それをしつこく聞いてくる意図が嫌だったから。
そしたら後々、そのセリフを、「サービス残業なんか無いのに、ウソをついたから、後ろめたそうに言ってる」みたいにインターネットで叩かれました。
はぁ?どんだけ?
と思いましたが。
まあでも、当時は、公務員バッシングが吹き荒れていたころで、公務員はラクでラクで仕方がない、さぼってて甘えてて税金食いつぶしてるシロアリ、と大半の人が思ってる状況のときだったので、
「サービス残業」など公務員がしているはずがない、という認識ですよね。
その証拠に、ほーら、大石もサービス残業やってないじゃないか!的な。
実際、3月18日の府議会で、当時、府議会議員だった松井一郎さん(現・府知事!)が、この件で「大阪府にサービス残業はない」との府当局回答を引き出し、あの職員の言うことは間違っていた、とアピールされました。
「サービス残業やらせてます」なんて使用者が言うわけないだろ。だから根深い問題なんじゃないか。
こうして、松井さん、橋下さんはことあるごと、財界・大金持ちに都合が良い動きをしていることがわかります。
あと、
サービス残業やってなきゃ一人前じゃないみたいな根性焼き(古い?)の風潮。おかしくないですか。
それでみんな追いつめられている。マウントの取り合いで、心もギスギスする。
橋下知事はその状況に、すごく加担した人だと思っています。
「身を切る改革」なんて言って、緊縮財政をやり、実は公務員ではなく、普通の生活者・労働者の身を切って疲弊させてきた。
そうして10年たって、高プロが強行可決され、また、ロストジェネレーションの状況も固定化しています。
朝礼が終わったあとの話に戻りまして。
なんとか報道陣の輪から出て、立ち入り検査に向かい、
車の中で、「かなりカメラに撮られてたから、夕方のニュースにちらっと出るかもしれませんわ~」なんて軽口叩いていたのですが、
そのころマスコミ各社の朝の全国ニュースで、テポドン発射の速報並みに「橋下知事の初の朝礼で女性職員が抗議」の報が流され、私の作業服姿が全国のお茶の間に映し出されていたのでした。
そんなことも知らずに、前半の仕事終えて、お昼ごはんのお店を探しに商店街をうろうろ...
定食を食べてて
...なんか、今日は見られてる気がして...のどつまります(^^;
職場帰ったら、フロアは落ち着きない状態で、聞けば、朝礼のあと大石晃子探しに、フロアにマスコミが散々来てたみたいです。
立ち入り出張があってよかったかも(^^;
その3日後、新左翼系(世間で言われている「過激派」ですかね)の反戦集会があって、私もスピーチに呼ばれたので、参加して、朝礼でのことをスピーチしました。
それまではテレビも新聞も好意的に取り上げていましたが、それを機にインターネットと保守議員が騒ぎ、大石晃子「過激派」バッシングが過熱化した気はします。
その集会のスピーチの原稿が手元に残っているので、以下、掲載します。
この発言、「過激」ですか?
====
3月13日に、橋下大阪府知事の朝礼で、立ち上がって抗議した、と報道された大石晃子です。
あまりに騒動になってしまい、今日、集会で発言することを直前まで迷っていました。
でも、世界の労働者の団結で戦争を止めようというのは当たり前のことだし、私がああいうことをやったのも、職場や組合の仲間や、ここにいる人、世界の闘う労働者に後押しされたからだと思います。
だから発言をやめるのはウソになるので、発言することを決めました。
そのことに関して、本当に多くのかたから激励をもらいました。私みたいな小さい1労働者に、とても予想できなかった大きな反響があり、正直、穴があったら入りたい気持ちもありますが、全国の方々の期待を受けてこれからがスタートとしてもっとがんばろうと思っています。
私はなぜあんなことを言ったかを説明します。
あの朝礼の日、知事はわざわざテレビに向けて、「職員の仕事が悪い、甘い」とレッテルを貼り、「こんなことを府民に知られたら、やっぱり信用失いますよ」と言ってきました。
わざと府民の不信の種をつくって、知事の自分だけが府民の味方だとテレビに向かって演出しているんだと思いました。
その後、まくしたてるように知事が、「始業前の朝礼が超過勤務になるというならタバコや私語の時間は給料を引く」など言いました。
そもそも「超過勤務になる」といったのは知事本人が統括する人事当局で、朝礼に集まった職員はそんなやり取りは全然知らないことなのに「職員がそんなこと言うならこうするぞ」なんて自作自演だと怒りがわきました。
そして、「職員が甘い」と連発してくることに、人生を削って働いている府庁の職員の顔がたくさん思い浮かんで、彼らへの侮辱はぜったい許せないと思いました。
それから、「民間では超過勤務あたりまえ。賃金やボーナスカットあたりまえ」とそれを模範のように言う知事は、民間労働者がどんなに苦しい思いで超過勤務を強いられているのか知らない、民間労働者の流す汗や涙のことを知らないんだと思いました。
経営者の都合で、賃金を激減させられたり、解雇されて生活できない府民、労働者の現状こそをなんとかしたいと私は思っているのに、この知事は「それは当たり前だから職員もそうなればいい」と労働者全体を切り捨てる人なんだと思いました。
だから職員がここで闘わないと、府民の生活も、職員の生活もむちゃくちゃになると思いました。
それで私は立ち上がって、発言しました。
その後、職場の人をはじめ府庁全体、他の自治体職員、民間の労働者からの激励が、数えられないほど寄せられました。私は一人じゃないと感じています。
私は府庁で働きだしたころ、自分が労働者という自覚がありませんでした。
行政の職員として仕事をちゃんとやれば、社会はよくなると思っていました。
でも、働く中で、サービス残業の実態も見てきたし、働く者は、職業や場所や国を問わず、搾取されるんだということを自分の実感として知るようになりました。
資本主義とはどういう社会なのかを考えるようになりました。
世界ではイラク戦争が起こり、国内でも年間3万人の労働者が自殺し、約半数の労働者が非正規雇用・パート・派遣労働者になっている。
生活者の命を守るために働いている公務員・自治体労働者が、その現状を支えて平穏に仕事を回していく存在であっていいのか。本当は、そんな存在じゃないはずだと思うようになりました。
橋下知事は、「自治体経営に革命を起こす」と言っています。
その革命は、府民・労働者の社会保障も賃金もすべて奪う血みどろの革命だと思います。
私は自治体労働者の使命として、そんな革命には、労働者による労働者が生きるための革命を対置すべきだと思います。
自治体労働者は、公務員バッシングがあるから嵐が過ぎるまで腰をかがめる、というのではなくて、全ての労働者とのあくなき団結を求めてたち上がることが、求められていると思います。
その団結のなかに、戦争を止める力も、差別を乗り越える力もあります。
職場や社会を変えるのは、橋下知事ではなく、私たち労働者です。
====
ところで、この集会のことで、ちょっと変わった体験をしました。
集会当日、わりと保守で知られる「週刊新潮」の記者さんが、まぎれこんでいたんです。
その人、すごく綺麗な若い女性で。目立ってました。
私はてっきり一般参加者としか思わず、「わー、こんな若い女性が反戦集会に来てくれたんだ」と話しかけに行きました。
「集会来てくれたんですね」
「こういう集会は、初参加ですか?」
とか、むちゃなれなれしく話しかけてて。
そしたらその女性が、もうダメだ!(><)みたいな顔をして、
「私、実は週刊新潮の記者で、あなたのバッシング記事を書くために来たんです。」
「ええ??そうなんですか?」
「そうなんです。でもこんな風に話しかけてくれて、ウソをつくのは耐えられないので、私帰ります。」
「そうですか...まぁ、言ってくれてありがとうございます。」
そんな感じだったんです。
でも、結局記事にされていた!笑
でもね、この記事、見てください。
「花の色は移りにけりな」特集の①番をかざっています。
①「橋下知事」に食ってかかった「ジャンヌ・ダルク」美女職員
笑
「美女職員」ですってよ!聞きました?奥さん。
その記者がよっぽど美女だったよ!びっくりするわ。
しかも、記事の中身(以下イメージ写真)も、わりと他社と比べても写真うつりの良いのを採用してくれており、内容もなんだか新潮にしてはすごくお手柔らかな、イヤミ程度に終わっている。
勝手な憶測なのですが、その女性記者はバッシング目的の取材を命じられたものの、同じ女性だから、私を突き落とすようなことはしたくなかったんじゃないかな。
日本では女性が何かを主張するとすぐにバッシングされますよね。それに加担したくなかったのでは。
ただ一点、残念だったことは、私のスピーチの「自治体労働者」を聞き間違えて、「肉体労働者」と記事にしてしまっていたことです。笑
じちたい・・・
にくたい・・・
確かに似てるわ。笑
作業着だったしな。
でも、肉体主義者みたく思われるのやだな、という誰もわからないナルシズムに当時さいなまれました。
ちなみに、その集会にはフライデーの記者(だいぶ年上の男性)も来ていたのですが、はじめは味方づらなことを言っていたのに、取材をことわったら、気に障ったらしく、「じゃあどんな内容が載っても知りませんよ」とか言い出して。
なんだこいつ、とか思ってたら、パシャパシャ勝手に写真撮りまくって、帰って。
載ったフライデーの写真がこれ↓
いや、人相悪くね?
あんだけ撮りまくってて、この写真しかなかったんかい!?
オッサン、どんな腕しとんのや!笑
記事の内容も意味不明で悪意的でしたね。
自分の言うこと聞かなかったからって。
こわいわー。
このフライデーを歯医者でたまたま読んだ職員が翌年度、同じ職場になって、どんな怖い人なんだろうと思ってました、って仲良くなってから教えてくれました。
結局、一ケ月くらい、ネットを中心に過激派バッシングがあって、抗議電話は1000件くらい府庁に寄せられ、2ちゃんねるではピークのとき一晩で20スレッド(?)たったほどでした。
(しかも「大石晃子のマ○○臭すぎ part1-20」なる女性を侮辱するスレッドタイトルで。ヒマか!嗅いだんかい!
...え?嗅がれたか? と一瞬びびりましたが、嗅いでない連中でした! 恥を知れ!)
スレッドには「今から刺しに行くために深夜バスに乗る」といった殺人予告まで。犯罪ですよ。
あと、年配の男性がいきなり窓口に来て「革命戦士のいる部署はここか!」とか言ってきて、
新規採用の女性職員が「そんな部署はございません!」とか一生懸命応じてくれてたり。ごめんよ...
「大石晃子は絶対にサボりだから、これから毎朝、遅刻しないか見に来てやるからな!」
とか言い出して。うっわ、絶対早起きしよ!と焦りましたが、年配男性、2日くらい来てあきらめてましたね。
でも、良いこともありましたよ。
山瀬まみさんがやってた「お父さんのためのワイドショー講座」でランキング2位になったし。
バッシングへの慰めで、親が「神様は見てる」とか言ってくれたし。
親も私も無神論者やのに。いい歳になって、慰めを受けることも、そうそうなかったので、それは泣きましたね。
なので誰かをほんとに慰めたいときは私もそう言います。
あと、1つ自慢したいことがあります!
上のほうで書いた「ハケンの品格」の篠原涼子さんを「大石のパクリ」と言わしめる記事まで出たのです!
3月13日の朝礼の、一ケ月以上後の4月23日の日刊ゲンダイの記事でした↓
あ、でもゲンダイのオチは、私が「篠原のパクリだったのか」になっている。笑
ちがいます。私はIKKOさんの「どんだけ~」のパクりです。
長々と書きました。
こんな経歴を持っているのが、私。大石晃子(あきこ)です。
その後10年間、私なりに、まじめに府庁で働き続けました。
労働運動も、市民運動もささやかながら、できることをやってきました。
そして、状況を変えるため、2019年4月に、淀川区から府議会に挑戦しました。
結果は落選しましたけど、たくさんのご支援・支持をいただきました。
ここからが再スタートです。
この10年、大阪では維新府政。国政では民主党政権、安倍政権。
緊縮財政の結果、生活が苦しい人はいまだ5割を超えるのに、苦しい人をますます搾り取り、大金持ちがますます大金持ちになるルールばかりしかれています。
大阪でいうと、たくさんの依存症の府民をうみだして、外資だけが儲かると言われているカジノ。そこに数百、数千億円の税金が投入されようとしています。
どれほどの世帯が破産して泣くことになる?子どもや家族が泣くことになる?
そのお金全部を、介護など人手不足で大変なところのお給料大幅アップや施設投資につぎ込んだら、どれだけ大阪府民は豊かになるか。
でも、そうはならない。
それは、長きにわたり、政治家の多くが大金持ちに飼いならされているからです。
そうであれば、普通の人々のための政治家が増えたら、人々にお金が回っていき、生活は豊かになります。
私は、そういう政治を目指したいと思っています。
私の経験・知識のいたらないぶんは、もちろん多々あります、それはぜひ、教えてください。
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