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2025年3月12日【大石あきこ・文科委員会】米軍機騒音、校則見直し 国としてきちんと対応しろ!

2025年3月12日【文部科学委員会】、沖縄の学校における米軍機騒音に関して、あべ文科大臣に質問しました。

※赤字はブログ掲載にあたっての補足です。

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中村委員長 次に、大石あきこ君。

 

大石 れいわ新選組、大石あきこです。

 

先週3月8日に報道がありまして。沖縄県立高校の一般入試があって、中学3年生が受ける公立高校の入試ですね、それで、3月4日、5日、嘉手納基地と普天間飛行場周辺で100デシベル前後の米軍機騒音が発生したという報道です。嘉手納町によると、ロータリープラザ局で101デシベルを測定しているんだ、普天間の周辺でも同様のデシベルが測定されて、入試の日にこのようなことが行われたということで、沖縄では問題視しています。先日、れいわの山川仁も、文科省としてもこれは抗議しろということをお伝えしていますので、抗議してくださいということは申し上げますが。

 

これが起きたのが3月の今年の入試ですね。今、2024年度というか今年度の最後の方でこのようなことが起きて非常に残念なんですけれども、これは今に始まったことではなくて、もう年がら年中沖縄で続いていることで。

 

それで、うちのれいわ新選組の山本太郎が、参議院の方で、2024年度の最初、4月9日に、米軍機騒音に関して委員会で質疑を、質問を行っています。

 そのときに、あべさんは、今文科大臣ですけれども、そのとき副大臣としてそれについてお答えになっていますので、それについてお伺いしますね。

お配りしているのが、その山本委員の指摘を受けての、在日米軍の飛行場がある自治体に所在する公立学校についての騒音レベル検査結果なんだという、皆様に、お手元、配付資料にしているものがこちらで、これについて伺いたいんですけれども、この調査結果自体が私は非常に問題があると思っていて、そういう観点からお伺いします。

 

まず、この100デシベルというのが余り皆様にも分からない人も多いと思いますので、100デシベルというのは電車のガード下のような、一番電車が通っているような状態、110デシベルといったら目の前で車のクラクションを鳴らされているような状態で、120デシベルといったら更にそれを、エネルギーレベルでいうと10デシベル上がると音圧エネルギーが10倍になりますので、非常に、耳が潰れるような、とんでもないレベルの騒音というのが沖縄県では感知されている、屋外の局とかで。

 

じゃ、学校の中ではどうなんだ、教育環境はどうなっているんですかって、それぞれ様々、日本国内で適用されている学校の様々な衛生の基準があるんだということで、それが守られていないのではないか。

沖縄が、例えば沖縄県教育委員会だったりが幾ら言っても問題が解決しない場合は、これは文科大臣、出てきますよねというのが山本太郎委員の質問の趣旨でした。

 

それに対して、時の文科副大臣のあべさんがきっちりとこのように言っているんですね。米軍機騒音の指摘を受けて、「大変厳しい状況である場合もあるのだというふうに思っておりますが、しっかりと調査をさせていただきたいというふうに思います。」というふうにお答えになっていて、その後、出てきたのがこのアンケート調査結果なんですけれども。

 

2025年3月12日(水)衆議院文部科学委員会/れいわ新選組 大石あきこ

【出典】令和7年1月 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課「騒音による児童生徒への影響に関する調査結果」をもとに大石あきこ事務所作成

大石 お尋ねしますね。通告では問い5になります。

この調査結果によって、文科省は、在日米軍の飛行場がある自治体に所在する公立学校について、米軍機による騒音状況を把握、確認できましたか。

 

あべ国務大臣 副大臣のときの質問ということで、ありがとうございます。あのときは通告がなかったときだったんですが、今回は大石委員から通告をしていただきました。

環境衛生検査における騒音レベルの検査におきましては、学校において授業が行われている時間帯、各階で騒音の影響が大きい教室を一つ以上選んで、それで、児童生徒がいない状態で、教室の窓側と廊下側で、窓を閉じたときと開けたとき……

(大石「早めに言ってもらっていいですか。ちょっと、巻きで言ってもらっていいですか。時間がかかりそうなので」と発言)

 

巻きます。5分間の等価騒音レベルを測定するものでございます。

ちょっと巻きますが、等価騒音レベルは一般環境また職場環境における騒音の大きさを表す代表値として広く用いられておりまして、環境省が定める騒音に関わる環境基準においても採用されておりまして、検査方法として適当であると考えておりまして、この5分間の間に測定された騒音については全ての騒音が含まれているものと考えております。

 

大石 このアンケート調査で出てきた結果の中に米軍機騒音は含まれていたんですか。

 

日向政府参考人 お答えいたします。

先ほども大臣からお答えさせていただきましたが、この5分間の間に測定された騒音については全ての騒音が含まれているものと考えております。

 

大石 それは測定方法のことをおっしゃっていて。測定方法はそのとおりなんですよ。ある程度一般的な環境の状況を測るために、Leqという、等価騒音レベルという測定方法がありますから。それは測定方法のことをおっしゃっていて。

山本委員が4月9日に、米軍機騒音の問題があるんだということで、どうなんだというのに対して、厳しい状況はあると思うが、まずは調査すると言って、山本委員が半年以上にわたり、この調査結果が出てきたのは1月ですけれども、9月ぐらいに質問主意書も出したりしながら、まだかまだか言うて出てきたのがこれなんですけれども、当然、文脈的に、米軍機騒音のことを問題にして、調査をします、しっかりと検討させていただきますと言って出てきたこれに米軍機騒音は含まれているんですか?

ちょっと、まずは、1機でも含まれているのか、それを把握しているのか、お答えください。

 

日向政府参考人 済みません、繰り返しのお答えになってしまって恐縮でございますが、この5分間の間に測定された騒音については全ての騒音が含まれているものと考えております。

 

大石 全ての騒音が含まれる概念だから、米軍機が通ったときは、それはLeqの中に入れるというのが文科省の考えだということを多分おっしゃっていると思うんですね。これはこれで、私は、この測定方法についても、本当にそれでいいんですかは言いたいですよ。

大臣が先ほど読み上げた、皆さんにも配付資料で配っているところのただし書で、特殊な騒音源がある場合は日本産業規格Z8731に規定する測定方法と書いてあるじゃないですか。これだったら、例えば、工場の室外機だったりとか、プレス機でがっちゃんがっちゃんと、極端なピークが一定出るものだったら、こういう測り方じゃなくて、100個採用して上から5番目を取ろうねとか、そういういろいろな決め方があるので、どちらかというと受音側、耳の、聞く側の方がその音を捉えるにふさわしい指標を使いましょうねということを言っていて、そういった特殊な音源以外はLeqを使うというマニュアルですので、航空機がそれに含まれていいのかどうかというのは議論があるんだと思うんですけれども、一旦、文科省は、それは含まれてもいいと今日言ったのは、じゃ、含まれるんですね、その測定方法としては。それは確認したかったことなのでいいんですけれども。

今回のこのアンケート結果で、60校の小中高等学校等に質問をしていて、測定結果、基準をどれぐらい超えていたんやというのもざっくりとアンケート調査で返してきているものじゃないですか。ページ打ちで3ページになっているところですけれども、窓を閉めているとき、これは窓閉めで基準は50デシベルで、その60校の中で超えていたのは1校で63デシベルだ。窓を開けているときは、最大値で68.5デシベルだ。窓開け基準は55デシベルですけれども。

基準値を超えている状況というところで、備考が書いてありますね。

備考で4つ、雨の音とか、例が書いてありますけれども、米軍機騒音はないんですよ。

何度聞いても、米軍機騒音は一機でも含まれていたのかに対して、イエスもノーも出してこないと思いますので、私の経験上はこれは含まれていないと思います。経験上だけじゃなくて、文科省がちゃんと外形的に調べれば、これは含まれていないんじゃないかと気づけると思うんですよね。

 

といいますのは、先ほどロータリープラザ局で100デシベルを超えるというふうに言いましたが、このロータリープラザ局というところで、ホームページでも、毎月の航空機騒音の測定結果を出していらっしゃるんですよ、嘉手納町のホームページで。そこの月報を見ても、昼の時間帯、時間帯別に騒音発生回数を調べていらっしゃるんですけれども、朝7時から夜7時までの12時間、そこで毎月毎月何機ひどい騒音が飛んだかというのをやっていらっしゃるんですよ、測っていらっしゃるんですね。大体ですけれども、毎月、多い月に、1日平均その時間帯は50回ぐらい、かなりピークの高い100デシベルとか、そういう騒音の航空機が飛んでいると公表されているんですよね。

これを1日に落とし込むと、その時間帯で一時間に大体4回とか5回飛ぶんですよ。5分間の測定だったら、それは逃す瞬間もあるかもしれないけれども、元々、米軍機騒音を問題にして調べますと言っているんだから、平均で1時間に5回くらい飛ぶんだなということは外形的にも分かりますよね。だったら、米軍機騒音が1回でも入ったような測定でないと山本委員の質問に返したことにならないじゃないですか。

 

それについてはどう思われますか、大臣。大臣が副大臣のときにやると言ったんですから、大臣が答えてください。航空機騒音が入っていなかったら問題ですよねということを言っているんです。

 

あべ国務大臣 繰り返しになりますけれども……

 

(大石「繰り返しならもう要らないです」と発言)

 繰り返しになりますが……

(大石「航空機騒音が入っているのか聞いているんですよ」と発言)

 

中村委員長 委員長を通してください。

(大石「委員長、問題があると思いませんか、これ。時計を止めてください」と発言)

 

あべ国務大臣 今回の調査結果におきまして測定された騒音に関しましては、私ども、全ての騒音が含まれているものと認識をしているところでございまして、新たに調査することは考えておりません。

いずれにいたしましても、各学校から改善のための要望が各学校の設置者にある場合においては、各学校の設置者が関係部局と相談をして適切に対応いただく必要があるんだと考えています。

 

大石 4月の9日に、日本に住んでいるどの環境の子でも、文科大臣として、国として、騒音環境をちゃんと守っていかなあかんよなみたいな話の中でこれが出てきて、調査結果を返して、米軍機騒音が一機でも含まれているかどうかも言わずに、調べもせずに、この調べでいいというのはあり得ない、なめているんですよ。

これは、3ページのところ、教室の窓を開けているところで68.5デシベルでしょう。それが、全校、60校調べて窓開け状態で68デシベルというのは、基本的にはないですね。

Leqというのは、5分間の測定です。例えばですよ、これは低めに見積もって、5分間のうちで、先ほどのように100デシベルとか前後するようなやつで、最低でもこういうことがあるだろうという、ピークが90デシベルぐらいの米軍機が20秒通っただけでも、自分で計算しましたが、エネルギーで、78デシベルになるんですよ、その5分間Leqで。ずっと5分旋回し続けたやつが通ったら100デシベルですよ。でも、その5分間のうちたった20秒、1回通り過ぎただけとしましょう。それでも、計算すると78デシベルになるんですよ。

これは、窓開け基準は55デシベルですから、超えているじゃないですか、基準をはるかに。

基準以前にすごい数字なんですよねということが外形的に分かるのに、

それもやらずに、調べました、終わりますというのは、それは被害を隠匿しているのと同じですからね。

 

なので、この調査で終わりというのはまずあり得なくて、今日、米軍機一機でも入っていたんですかと。あり得るとしたらですよ、この窓閉め状態、窓を閉めて63デシベルというのが、もしかしたら、その60校のうちの5分間でやったものの一機。今のだったらこれは63デシベルということはあるかなと思いましたが、これが米軍機騒音かどうかすら調べていないんですから、もう話にならないんです。だから、調査というのはやられていないのと同じで、かつ、あなたが答弁したのと約束違反ですからね。

 

あべ俊子副大臣がこのように言っていますよ。事前通告がなかったというふうにおっしゃっていて、だから、

「調査バイアスも含めた形で、どういう状況でどういう調査がされたのかという信頼性、妥当性も含めた形で、本当にどのように対応をしていくべきかということをしっかり対策を立てていくように検討させていただきたいと思います」と言っていて、やっていないじゃないですか。

米軍機騒音の対策、どうするねんという質問に対して、米軍機騒音の対策をしっかり立てていく、検討と。それを答えてもらいますよ。どんな検討をするんですか、これから、この調査もこんな状態で。

 

あべ国務大臣 学校保健安全法というのがございまして、学校の設置者が、学校環境衛生基準に照らしまして、それで、その設置する学校の適切な環境の維持に努めなければならないものとされているところでございます。このため、環境の改善が必要と見られる場合においては、学校の設置者において適切に対応するものと考えております。

その上で、自治体から具体的な相談があった場合には、その内容に応じ、関係省庁と連携して適切な対応を図るように努めてまいります。

 

大石 ほかの方も言ってくださっていますよ、調べていないんじゃ対応できないだろうと。全国民が思いますよ、こんなこと。

さっき何か、ほかの人の質疑で、日本は助けてほしいと言いにくい国民性やとか言っていて、ちゃうやろと。

助けてくれと言っているじゃないですか。

沖縄の教育委員会だって、この報道の、3月8日の報道で、高校入試のときは米側に自粛するように防衛局に要請したけれども、ほごにされた形だって、県の教育庁が言っていますよ。

さんざん言ってきて、助けてくれと言っているのに、助けていないどころか踏みつけているのはあなたでしょう。

そこをはっきりさせておきましょう。

大石 あと4分、3分半しかないので、問い10のところに行きますね。ブラック校則というか、校則の見直しのことについてなんですけれども。

 

文科省は、令和5年3月31日にCOCOLOプランを策定して、その中で、学校をみんなが安心して学べる場所にしますの項目の〇4、児童生徒が主体的に参加した校則等の見直しの推進を促すというふうに書いてあるんですけれども、それ以降、どんなことをやったんですかと事前に質問通告して、答弁ラインももらったんですけれども、余り意味のない答弁だったので、あべさんにちょっと聞きたいんですけれども。

「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策」(COCOLOプラン) P9

 

れいわに寄せられている高校生の相談で、野球部で丸刈りにしないといけないと。推薦とかで入ったときに、野球部でそこは丸刈りにしないといけないと言われているんだけれども、本当に丸刈りにしないといけないのかなという悩み相談が、れいわの奥田ふみよさんという、活動している人なんです、そこに寄せられているんですけれども、その方には、もう1万件のDMが寄せられていて、すごいやはり子供たちは悩んでいるんです、いろんなことに、校則とかに。

(奥田ふみよ氏Xはこちらをクリック)

 

丸刈りって、あべさんや私とかの時代の子供の頃にはある程度普通だったみたいな、そういうのはもう時代錯誤だと思うんですが、さすがに今、高校球児やからとか、学校で丸刈りを強制するっておかしくないですか。変えようと思いますか。

 

あべ国務大臣 校則に関してでございますが、最終的には校長により適切に判断される事柄でございますが、その内容によっては児童生徒の学校生活に大きな影響を及ぼす場合もあることから、その在り方については、児童生徒、また保護者の、学校関係者から意見を聴取した上で定めていくことが望ましいというふうに考えています。

 

大石 今日、本日、立憲の五十嵐さんも、校則見直しの、そういう経緯があって退学処分にされた女子生徒のことを質問されていましたよね。かなり食い下がって、これは何とかせなあかんのちゃうかというのにもすげない返事をされていましたけれども。やはり、不当な校則というのを子供たちが見直していこうって、あるいは悩んでいるという中で、これは助けてほしいって言っているやないですか、子供たちが。助けてほしいって言いにくい国民性だからじゃなくて、声を上げたり、こんな退学処分までなって、そういう人たちに手を差し伸べるというか、普通の文科大臣としての仕事をしないといけないですよ。

 

今日、維新の方が何か「クルド人には高校の教育無償化は対象外にして、国籍、日本国籍だけにしろ」(※維新の議員の発言)とか、そういうのに対して自民、公明、維新の合意もあるからとか、いろいろ、何かそういう答えしていましたが、とんでもないことで、そんなの、もう憲法違反だし、教育基本法違反だし、子どもの権利条約違反なので、そもそも、そういう話をここで質問したりして、それに呼応して自公維の合意でいろいろ決めていくとか、そういう話をしたら駄目なんですね。

 

教育基本法って、知っていますか。

教育基本法の本旨というのは、権力者が子供の教育に介入しちゃいけないよね、文科省というのは、だから教育環境とか教育条件の整備をしなくちゃいけないんですよ。そこで何かイデオロギーで、何々人がとか、全ての子供たちに教育の権利を保障しないといけないときにそういうのを言ってきたことに、そういう対応をしちゃいけないんです。

時間が来ましたので、何か言いたいことがあるような顔してはりますので、このことについてどう思いますか。学校は非民主的だと言っていて、この背景には、教員が非正規雇用になったりとか、これは公立も私学もですけれども、非常に大きな問題があると考えています。

 

中村委員長 あべ大臣、答弁はありますか。

 

あべ国務大臣 委員御指摘の点に関しましては、しっかりと受け止めさせていただきます。

 

大石 こういう国だからいつまでも動かないという、ただ、答弁してくださったのは感謝します。

学校の教員が少ない、学校に対して国がお金を入れていないということは、また引き続き扱っていきます。

終わります。

※衆議院、文部科学委員会 会議録より転載。大石あきこ事務所にて編集

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